葬儀司会21年 葬祭ディレクター1級 つたえびと みっこです。
現在、使われている言葉の中には、仏教からきた言葉があります。
今日は、「行儀」について書いていきましょう。
「行儀」
よく「お行儀がわるいからやめなさい」とか「とてもお行儀がいい子だね」
と言う言葉を聞きますね。
行儀とは・・・礼儀の面からみた立ち居振る舞い。また、その作法・規則。
という意味がありますが、この言葉も仏教からきた言葉です。
行儀の「行」の字は”行住坐臥(ぎょうじゅうざが)”の頭の字。
行儀の「儀」の字は、法則・決まりのことをさします。
行住坐臥(ぎょうじゅうざが)とは、出家修行者が行う行為の日常の原則。
行・・・行くこと
住・・・とどまること
坐・・・坐ること
臥・・・寝ること
のこと。
これって、出家修行者だけでなく、日常において当たり前のことだと思いませんか?
仏の道をいうのは、なにげない動作さえも、修行であるととかれていて、そこに仏の道があるとされています。

なにげない、日常の仕草を整えることこそが、行儀がよいとされます。
そして、それは周りの人を嫌な気持ちにさせないことがとても大事です。
一般的なマナーにもあてはまることですね。
とりたてて、大きなことではなく、なにげない日常のことから整えていきましょう。
今日は「行儀」についてお話しをさせていただきました。

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